THE WHISKY JOURNAL

はじめての一本は、「好きな香り」から選ぼう。

ウイスキーグラスのイメージ

予算、香り、飲み方。ウイスキーを初めて選ぶときに迷わないための、3つのシンプルな視点を紹介します。

ウイスキー売り場に並ぶ、たくさんの名前と年数。最初からすべてを理解する必要はありません。「いくらまでなら気軽に試せるか」「どんな香りが気になるか」「どうやって飲みたいか」。この3つを手がかりにすると、一本を選ぶ時間が少し楽しくなります。

まずは、無理のない予算を決める

当サイトでは、4,000〜7,000円台を中心に紹介しています。高価な一本を選ぶこと自体が、満足につながるとは限りません。まずは気負わず開栓できる価格を自分の基準にしてみてください。

図鑑の価格は、確認した時点の参考値です。送料、容量、販売店や正規輸入・並行輸入の違いもあるため、最後は購入する商品の表示を確認しましょう。小容量品がある場合は、少ない量で試す選択もあります。

「果実」「甘さ」「煙」のどれが気になる?

公式説明の中から、自分が好きそうな言葉を拾ってみます。洋梨や柑橘ならフルーティーな方向。バニラやキャラメルなら、甘い風味に関心があるのかもしれません。焚き火や燻製のような香りが気になるなら、スモーキーさが選ぶ手がかりになります。

たとえば、グレンフィディック12年の公式説明は洋梨を思わせる香りを挙げています。一方、メーカーズマーク46の公式説明には木の香りやキャラメルが登場します。どちらが上かを決めるのではなく、気になる言葉を探すのが、この段階での目的です。

飲み方も、一本を選ぶ手がかりに

ストレートで少しずつ香りを探す、加水して変化を見る、ハイボールで楽しむ。公式が提案する飲み方が、自分の過ごしたい時間と合うかを確認するのも一つの方法です。

初めてなら、刺激を我慢して飲む必要はありません。水や炭酸で薄め、少量から、自分のペースで試してください。薄めてもアルコールの摂取量は注いだ原酒の量に応じます。

気になる二本があれば、並べてみる

図鑑から比較リストに追加すると、産地、種類、年数、度数、参考価格を同じ表で確認できます。筆者の評価が未登録なら、その項目は「未評価」と表示されます。空欄を点数で埋めず、わかっている情報だけで考えるのが当サイトの方針です。

まだ好みが言葉にならないときは、好み診断も使ってみてください。初期状態では、公式説明に書かれた特徴と回答の近さから候補を選びます。結果は、好みを見つけるための出発点としてお楽しみください。

参照した公式情報

本記事は選び方の提案です。筆者の実飲体験や評価点を述べたものではありません。